最近、親のテレビの音が大きくなった。
そういうことは無いでしょうか?
周りには大きな音だと感じているのに、本人はむしろテレビの音が聞こえないと言われる。
そうなると、ご家族の方も困るでしょうが、何よりもご近所迷惑になると心配されている方が多いと思います。
そんな方のために、最近、高齢者や難聴の方でも聞き取りやすいスピーカーが発売されました。
「ミライスピーカーHome」です。
そんな耳の遠い方も健聴者でも聞き取りやすい、新しい時代のスピーカーを紹介します。
私は、このミライスピーカーのことを2018年4月にテレビ東京「ガイアの夜明け」で知り、とても感動しました。
サウンドファンという会社が紹介されていて、高齢者や難聴の方でも聴きとりやすい、今までのスピーカーとは違う構造のスピーカーを製作している経緯を知りました。
当時は企業用の高価なスピーカーはありましたが、家庭用の小さなスピーカーは開発中でした。
それで、家庭用の小さくて安価なスピーカーが発売されたら、是非とも紹介したいと思っていました。
✔本記事の内容
高齢者と難聴の方と一緒に改良して開発したスピーカー
創業ストーリー 耳が遠くなった父にもテレビの音が聞こえるようにしたい
ミライスピーカーが高齢者や難聴の方にも聞き取りやすい理由
公共での採用事例
安心の30日間返金保証
高齢者や難聴の方と一緒に改良して開発したスピーカー
「ガイアの夜明け」では、中村多聞さんという聴覚神経に異常があり難聴の方が出演されています。
街を歩くときは補聴器が無いと聞こえないので普段は着けています。
ですが、工事現場では様々な音があって聞きづらくてストレスに感じて外すそうです。
そして、駅に着くと今度はアナウンスが聞こえないとわれます。
難聴の人には、音がこもって、言葉がハッキリと聞こえないそうです。
駅にある天井のスピーカーから流れるアナウンスの音声について、中村さんは
「結局、補聴器を着けていてもいなくても、公共のスピーカーから流れる音は、着けていれば近い音がガヤガヤして聞こえないし、着けていなければ、そもそも聞こえない。まあ、諦めています。スピーカーの音は。」
そんな中村さんですが、補聴器なしで普通のスピーカーとミライスピーカーを聞き比べると、普通のスピーカーでは聞き取れなかったアナウンスが、ミライスピーカーでは正確に聞き取ることが出来るそうです。
また、年齢とともに補聴器を使うようになった金原和子さんは、15万円の業務用のミライスピーカーを購入してテレビを見るのに使っています。
金原さんにとって、業務用のミライスピーカーは音は聞こえていいのだけれど、大きくて場所をとることが不満点でした。
2018年ガイアの夜明けで放送した当時、家庭用の試作品と金原さんが使っていた業務用のスピーカーを聞き比べてもらうと、試作品の方がよく聞こえるとの評価でした。金原さんは「耳が遠い友人にも聴かせたい」と仰っていました。
当時、すでに発売されていた業務用ミライスピーカーを、西武鉄道池袋駅でテストしたところ、補聴器を着けた高齢者の方や手術の後遺症で左耳が難聴になった若い女性も「聞こえる。」との評価をいただいています。
そして、中村さんや金原さんのように耳の不自由な方と一緒にテストを繰り返して開発されたスピーカーがミライスピーカーHomeです。
創業ストーリー 耳が遠くなった父にもテレビの音が聞こえるようにしたい
サウンドファンの創業者、佐藤和則さんは、難聴になった父親にテレビの音を聴きとりやすくしてあげたいという思いから始まっています。
そして、普通のスピーカーでは聴きとりづらい人も、蓄音機の音なら聴こえることを知ります。
佐藤さんは、元ケンウッドの技術者だった宮原信弘さんと共に試行錯誤を繰り返して試作機の完成にこぎ着けます。
早速、試作機を父親に使ってもらうと、「補聴器を外しても聴こえる!」というところにこぎつけます。
そうしてシニアベンチャーが立上り、開発を進めていきます。
そこに宮原さんの元部下の坂本良雄さんが加わります。
坂本さんは約300の特許を持つ音響技術者で、ケンウッドではスピーカー開発に関わってきた方です。
サウンドファンでは、小型スピーカーやより大型なスピーカー、メガホンなどの開発を進めてきました。
「スピーカー100年の歴史を変えてやるか」という意気込みです
ミライスピーカーが高齢者や難聴の方にも聞き取りやすい理由
従来のスピーカーでは、コーンと呼ばれる板を震動させて音が出ています。
ミライスピーカーでは湾曲させた板から音を出しています。
「ガイアの夜明け」で原理を紹介していましたが、オルゴールに普通の下敷きを着けて、下敷きを湾曲させていくと音が大きく響き出します。
それが、紙であっても湾曲させることで音が出ます。これが特許技術「曲面サウンド」です。
この曲面サウンドは従来のスピーカーよりも人の耳にはより聞こえやすい特性を持っているようです。
ミライスピーカーでは、高齢者が特に聞こえにくい高音域の音を広範囲に遠くまで届けることができるそうです。
公共での採用事例
日本航空や証券会社各社、金融機関各社、地方公共団体、等で採用されています。
サウンドファンのHPでは多くの導入事例が掲載されています。
たとえば、野村證券ではセミナーでミライスピーカーを試験的に使って、参加者にアンケートをとったところ、51%の方から「いつもよりよく聞こえた」という回答が得られたそうです。
安心の30日間返金保証
家庭用のミライスピーカーHomeの価格は29,700円です。
しかも、30日間返金保証がついていて、ご使用の有無をとわずに返品可能です。
試してみて効果を実感されれば一番いいですが、もし効果がなければ返品すればいいだけです。
耳が遠くなったご両親にプレゼントしてみてはどうでしょうか?
かんたん接続・充電不要
接続はコード2本をテレビに直接つなぐだけです。
充電等の手間はありません。
有線接続なので、無線接続の「音ズレ」もありません。