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成功哲学

GACKTの勝ち方【本の書評】

投稿日:2020年6月14日 更新日:

GACKT著 GACKTの勝ち方

目次
1.この本の内容
2.どんな人に向いているのか?
3.本の目次
4.僕の心に刺さった内容
5.最後に

1.この本の内容
「ボクは覚悟を決めて、今この瞬間をストイックに生きている。
オマエはどうなんだ? 自分に誇れるオマエ自身の人生を生きたくはないか?」
そう問いかけられていると、この本全体を通して感じました。
前半では、GACKTさんが今までの人生を振り返っています。
後半では、だんだんと読者への問いかけにシフトしてきます。
初めは、GACKTさんはヤンチャで色々な修羅場を超えてきた人なんだなと単純に思いながら読んでいました。
自分にはそんな覚悟はないなと思いながら。
でも、終わりにちかづくと自分事に変わってきます。
GACKTさんに、「オマエもやってみろよ」と問いかけられます。
自分の夢はなんだったのか?
覚悟を決めて取り組もうと思い直す内容の本でした。

2.どんな人に向いているのか?
「覚悟」とは「決意」とはどういうことなのか分からない人。
周りの人を羨ましく思っている人。
GACKTはなんでお金があるんだろう? と思っている人。
GACKTってどんな人なんだろう? と思っている人。
人生をマネタイズするとはどういうことなんだろう? と思っている人。

3.本の目次
はじめに
第1章 人生をマネタイズ
第2章 GACKTの勝ち方
第3章 メンタルリセット

4.僕の心に刺さった内容
p6 自分がスタートボタンを押さずに悶々としている間にも、
世の中には根拠なき自信でとっととスタートボタンを押し無謀な挑戦をする者たちがいる。
その者たちも失敗することはあるだろう。
だが、そんな彼らもとっくにリスタートし新たな挑戦を始め、経験とレベルを更に上げていく。
悶々とスタートを切らずにいる人間がせいぜい積み重ねるスキルは勝負をしないための言い訳だけだ。

p13 ではなぜ、GACKTはそんなにカネを持っているのか?
それは、30歳からのボクが人知れず実業家としても生き、
【GACKT】という名前をブランディングし、カネを生み出す仕組みを構築してきたからだ。
この本では成功するために実践してきた、GACKTの勝ち方と人生をマネタイズする方法を書いてみた。

p19 「なんでGACKTって色んなことやってんの?」などと言われることもあるが、
【自分の好きな音楽とステージをやり続けるため】その一言に尽きる。
「音楽だけやってりゃいいのに」という奴がいれば、『音楽だけやってたらとっくに死んでるよ』と答える。

p21 もちろん音楽や表現活動は一生続けるつもりだ。ロックはジャンルではない。生き様だ。

p23 【GACKTとして存在し、息をするだけでカネを生む】究極のカタチ。
もちろんそれは簡単なことではない。些細なことの積み重ねと、
日々怠らない努力で、積み立て貯金のように少しずつ重なっていく。
もちろん辛い時も苦しい時もある。だが自分に対して嘘はつけない。

p32 ただ、ボク自身がイメージするGACKTというミュージシャンは、
貧乏な生活をしながらも夢を追いかけるドリーマーではなかった。
何かを我慢するのではなく、すべてを手に入れていく存在。
夢を叶える過程の生活すらもGACKTはGACKTでなければならない。

p38 3ヶ月で2000人以上の女性に声を掛け、結果、最終的に50人程の女性が本当のサポーターになってくれた。
今思えばこれがGACKTのファンクラブの始まりだったのかもしれない。

p43 ボクはファンと自分自身は決して裏切らない。
ファンは自分の夢を叶える世界の大切な妖精みたいな存在だ。

p47 言葉で道を示し、その一番前をGACKTが歩く。
GACKTはファンのメンターであるべきなのと同時に、GACKTは二歩先を歩くボク自身のメンターでもある。

p57 「GACKTのインタビューを読んでいると勇気が出る。」
「元気が出る」
「諦めようとしていたけど、もう一度頑張ってみる」
そういう言葉がファンひとりひとりから返ってきた。

p63 仲良くなって魅力を感じてもらってから
「じゃあ、なにかできることはないかな?」
と相手が言ってくれればそこからビジネスが始まる。
実は、この言葉を言ってもらえる関係性を築けるかが、あらゆるビジネスにおいて極めて重要。

p64 ボク自身も周りの若い連中に求めることも常に同じ。
人間関係を構築した上で、
『コイツは裏切らないし、期待に対して上回った答えを出す』
そうボクに思わせてくれた上で努力し続けるそういう連中としか一緒にいない。

p80 「あぁオレもGACKTになってみたい」そんなふうに周りの人から言われることがある。それも結構な頻度で。
ボクはその言葉にこう答える。『GACKTやるって、マジで大変だけど。覚悟ある?』

p88 (覚悟について)つまり、【決められるかどうか】だ。
どんなことでもまず決める。
あとは決めたことを最後までやる。
それが覚悟

p104 まず行動するということは、失敗することもあれば恥ずかしい思いをすることだってある。
だが、その恥ずかしさも、自分を成長させるための大きな糧となる。

p119 「できない。無理」が口癖になっている人は、その口癖を封印してみろ。いわないと決めるだけでいい。
「やるしかないからやった。結果やれた」
に変わっていく。それが実感できるはずだ。

p131 男も女も、チャーミングであることは、大人として生きるために必要な能力だ。

p139 最初の出逢い、場の始まりこそ、受け身で過ごすのではなく、
【自分のペース】を作る何よりものチャンス。
それを活かすためにオマエ自身をどう見せるか。
ボーッとしている暇はない。まずは先手を打て。
考えるのはそれから。

p173 周りを気にしてもオマエの人生においてプラスに働くことはほぼ無い。
これは逆も然り。誰かの人生を気にすることもまた、オマエにとってなんの意味もない。
己の人生をいかに有意義に過ごすかということを忘れ、他人の人生にばかり気を取られる。

p200 人は平等じゃない。
だが、周りの人を笑顔で幸せにする才能は平等に与えられている。
そして、夢を見る才能もまた平等に与えられている。
この与えられた才能を実際に使うかどうかはそれぞれ個人の自由だ。

p212 小さい頃は『なんでボクだけこんなに身体が弱いのか………』
と親を恨んだことが何度もあった。
健康なヤツらを羨ましく思うことも数え切れないほどあった。
だが、それをしたからといって何かが変わったわけじゃない。
誰かを羨ましく思っても、何も変わらない。
誰も自分を変えてくれない。

p215 今日は今日のことだけを考えて全力でいく。
今日、本気で生きられない奴が、明日、本気で生きられるか?

5.最後に
誰も自分を変えてくれない。
自分で選んだ道を進むしかないです。

GACKT著 GACKTの勝ち方

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